【いのちの車窓から】
星野源著
仕事場での誠実さを見つけ、
さらには並大抵の俳優が辿り着くことができない、
「普通」というものを自分の力で手に入れたのだ。
僕は人を褒めるのが好きだ。
人の素敵なところを見つけると、
嘘はひとつもなしで、
あなたはここがすごいと伝えたくなってしまう。
しかし彼女は褒められるのが苦手だと語る。
本屋で立ち読みをし、
新垣結衣ちゃんについて書かれてあったのが微笑ましくてすぐに買ってしまった本。
まだご結婚を発表する数年も前のエピソード。
この文章の後に、新垣結衣ちゃんへの素敵なメッセージが続く。
星野源さんのエッセイ集
読めば読むほど言葉のチョイスに惹かれ、
観察力の高さに驚き、
多才な能力に魅了されてしまう。
こんなにも面白く、感動させられる文章を書かれるのに、
書くことはもともと下手だったと言う。
それが10年もエッセイを書いているらしい。
そのエピソードも読んでいて感慨深かった。
長年の苦労が
人への想いの深さに繋がっているのではないかと感じる一冊😊