【リボルバー】
原田マハ著
オークション会社に持ち込まれた一丁の拳銃。
持ち主によると、その銃はゴッホの身体を撃ち抜いたものという。
はたしてそれは真実なのだろうか。
「参考文献」のとてつもない量。
この本に挑むマハさんの心は本気なのだと感銘を受けた。
本当にすごすぎる😭
アートが好きだからこそ、
アートに対しての関わり方のコツも教えてくれているような気がする。
一生懸命になれる何かがあるって、
なんかすごいことよね。
絵を見るってそういうことかもね。
目には見えない、
画家が絵筆に込めた情熱………みたいなものを、
絵を通して受け取る、っていうか。
「史実に基づくフィクション」
どこが史実で、
どこがフィクションなのか
想像が膨らむ。
むしろ、フィクションの部分だとしても、
わくわくしているこの瞬間があればそれで良い。
ふたりとも幸福だった
という結論を導き出したい。
これは主人公、冴の言葉だけれど、
マハさんの気持ちなのではと勝手に受け止めている🥺
アートについて、なかなか触れる機会がないからこそ、勉強になる一冊。
表紙も素敵😊