石川拓治著
不可能だと言われた、
無農薬のリンゴ栽培を実現させた木村秋則さんのお話
阿部サダヲさん主演の映画にもなった
この本を読むと、
運命とか、そういう不思議な力はあるのかなと少しは思ってしまう
嫌だった農業をしなければいけなくなったこと
無農薬栽培に興味を持ったきっかけ
上手く行かなくて人生ももう終わりだと思った時にある偶然が起こること
全て不思議な体験の上で導かれる
神様は手を差し伸べてくれるんだと
それが本とか映画の世界ではなく、現実に
自分にはもう何も出来ることはないと思っていたのが、まるで嘘のようだった。
何も出来ないと思っていたのは、何も見ていなかったからだ。
目に見える部分ばかりに気を取られて、目に見えないものを見る努力を忘れていた。
この言葉で強く共感した
まさしく仕事でもそうだ
「自分は駄目だ」とネガティブになっている時程、視野が狭くなっている
上手く行っている時程、周りに目を配れているものだ
木村さんは無農薬のリンゴ栽培を成功させる為に費やした期間はなんと8年
この間十分な収入がなかった
しかも家族もいて!
1,2年位であれば、なんとなく想像が着く
8年とは……
諦めなかったその原動力はやはり根底には家族への想いやりなのだろうか
人間は自然と共に生きていかなければならない
ということを根底に農業をされていることに感動する
心の優しい木村さんのりんごを一度は食べてみたい